突然のぎっくり腰でお悩みを持った方に向けた記事になります。スマホとぎっくり腰の関係、ぎっくり腰の発生の要因を知ることで、いつ、ぎっくり腰が起こっても対処できるようになりますので、お時間がございましたら読んでみて下さいね。
目次
スマホぎっくり腰のメカニズム

スマホを使っていると、どうしても首が折れ曲がって、
下向きの姿勢になります。
下向きの姿勢になると、首の筋肉はもちろんのこと、
背中の筋肉にも負荷がかかっていくのですね。
背中のこり、背中の筋肉がかたくなって、ぎっくり腰を引き起こす。
これも、ぎっくり腰の原因の1つです。
どんなときに、背中の筋肉がこるのか?
と申しますと、長時間同じ姿勢が続いた時です。
ずっと、立ったまま。ずっと座ったまま。ずっと上を向いたまま。
ずっと下を向いたまま。ずっと右を向いたまま。ずっと左を向いたまま。
ずっと同じ姿勢を維持していた時、背中の筋肉はかたくなっていきます。
スマホを見ている、下を向いた姿勢が1時間、2時間、続くと、
背中はゴリゴリにかたくなっていきます。
背中のこり、これが、ぎっくり腰の直接的な要因です。
下向きの姿勢は、背骨のワキの筋肉が特に疲れやすいという特徴があります。
動画でぎっくり腰を起こす原因について話しました。

ぎっくり腰の原因ってなに?詳しくは動画を観てね。
再生時間3分23秒になります。
スマホぎっくり腰の予兆、そして、対策
一般的なぎっくり腰は、2つ原因が考えられます。
1.体が持っている能力以上の筋肉を動かした時の過緊張状態。筋肉が伸びたり縮んだりした時に痛みます。
2.筋肉が一定期間動かなくなって(いつも同じ動作を行ったりして)、筋肉の膜が癒着する(くっついたままになった)時に痛みます。
ぎっくり腰には2つの状態がある
1.ぎっくり腰にはなったけど、2日かほどで痛みはなくなる。
筋肉が緊張、こわばっている状態のときに起こるぎっくり腰
2.1週間以上痛みが続く
筋線維が断裂している可能性あり。すぐに病院に行ってください。整体やマッサージ、鍼灸で対応できる痛みではありません。激しい痛みが1週間以上続く腰の痛みは、体内部の病気の可能性も秘めています。安易にマッサージなどでほぐさないでくださいね。救急車を呼んでください。
ぎっくり腰になったら、まずやるべきこと

ぎっくり腰を起こしたら、まず第一に1なのか2なのか見分けてください。
1だったら、冷たい冷湿布を使ってくださいね。筋肉を温める温湿布は使わないでください。とても重要なポイントです。
【上記の1と2の見分け方】
1.痛みが2,3日で治まる
2.痛みが1週間以上続く
1と2の見分け方があります。
痛みのあるところが赤くなっている、腫(は)れている、
このような症状が出ていたら、2の可能性が高いです。
すぐに救急車を呼んで対応してください。
また、お風呂や温泉に行くことも避けてください。温泉に行くと、筋肉痛、神経痛に効果ありと書かれていて、ぎっくり腰にも効くのではないかと思って温泉に行かれる方がいらっしゃいます。これまでの僕の経験でぎっくり腰になって、温泉に入られ、立てなくなった方を知っています。
ぎっくり腰になったら、温めるのではなく、冷やす。このことを覚えておいてくださいね。
湿布の使い方
湿布は、冷たい湿布を使います。緊急の時は、買い物袋に氷を入れて(保冷剤でもOKです)、その袋(保冷剤)をタオルで巻いて、痛いところに当てる。早く冷やさなくてはいけいないと思って、氷や保冷剤を直接皮ふに当てることは避けてください。凍傷という別なケガを負うことになります。
お風呂に入ってもいいの?温泉は?
ぎっくり腰を起こして、3日ぐらいはお風呂、温泉は避けたほうが無難です。
ぎっくり腰って、やっぱり安静にしておいたほうがいいの?
はい、安静が第一です。特にぎっくり腰を起こした当日は、安静を保つことが大事になります。
ぎっくり腰にならないために
ぎっくり腰にならないためには、自分の体の能力を理解して、
体の能力以上の運動、仕事、負荷をかけないことが重要です。
また、腰周りの筋肉、内側の太ももをやわらかくしておくことで、
ぎっくり腰を防げます。
日頃から、筋肉をやわらかくすることに努めましょう。
まとめ
ぎっくり腰には2つのパターンがあります。
1.痛みが2,3日で治まる
2.痛みが1週間以上続く
1と2の見分け方があります。
ぎっくり腰をおこしたら、まずは冷湿布で冷やしてください。安静を保ってください。
そして、鼠径部(そけいぶ)付近、股関節付近の筋肉がかたくなっていると思いますので、その付近の筋肉をほぐしていきます。、次にふくらはぎ、内ももの筋肉のマッサージを、行っていきます。
1週間以上、ぎっくり腰の痛みがおさまらない時は、病的な痛みの可能性もあるので、病院に行くことも考えてみてくださいね。
こんにちは、吉本幸司です。いすに座って、スマホを見ていたら腰が痛くなった経験ありませんか?また、スマホを見ていて立ち上がると、腰が「ギクッ」となったことありませんか?本日は、スマホとぎっくり腰について書いていきたいと思います。