私のマッサージ対する考え方
マッサージというと、肩こりの痛みをとってほしいとか、ぎっくり腰を急に起こしたので、何とかしてほしいなど、痛みの治療を想像される方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、僕が追求しているマッサージは痛みをとることではなく、「気持ちよさ」
気持ちいいマッサージが痛みを解消へと導くマッサージの原点だと考えています。
いかに気持ち良くなって頂くかを追求、探求しています。
なぜ、気持ち良さなのか?と申しますと、気持ちいいの先に、痛みがとれた。痛みがなくなったがあると思っているからです。
なぜ、気持ちよくなると、痛みがとれるの?
少しばかり難しいお話になります。
下記が痛みを感じるメカニズムです。
筋肉が固まって、血液の流れが悪くなることが痛みの原因であるならば、その障害物を取り除いてあげれば痛みはなくなっていきます。こりと言う障害物をとってあげることで、筋肉は和らいでいき、血液の流れがよくなっていきます。
血液の流れがよくなると、細胞が生き生き活発に動き出して、体温が上がっていきます。体温が上がると、体はくつろいでいきます。体がくつろぎを感じると、安心感が生まれます。この安心感が痛みのない状態です。
究極の痛みの解消法とは、体に安心感を与えること、です。
脳が「イタイ」と感じて、「イタイ」という信号を送ることで、痛みが出てくるのであれば、「イタイ」という信号を止めてあげれば良い。つまり、「イタイ」の反対、「気持ちいい」に信号を変えてあげることで痛みはなくなる、このようのように考えています。
まとめますと、
痛みをとるために、痛みをとることに執着するのではなく、気持ちいいを目指すことで、いつの間にか、自然に痛みは消えている。究極の痛み解消法は、体に安心感を与えることである。
体に究極の安心感を与えられるマッサージを研究、追求、探求しています。